2012年12月

2012年12月21日

伝える術

何かを表現するって、実は難しいこと。

「表現」って、本来は
自分から側の発信で、
「自分がどう表現したいか?」と言うことは考えても、
その表現したいことや物が、
そのイメージ通りに相手や見た人に伝わっているか?
本当はどういう風に伝わるか?
って、言うことに意識を持っていくことを忘れがち


表現することは自分側のパッションだけど、
その表現が本当に生かされる時は、
相手や回りの人に受け取られてから。。。
つまり、”どう伝わるか?”
と言う事が、重要なポイント

曲の表現、詩の表現、歌の表現、言葉の表現、台詞の表現、
演技の表現、。。。。。

発信した側の表現が、相手のセンスや好み、
感情、思考によって、どう受け取られるか?
どう感じられるか?

100人いれば、100通りの受け取り方があるし、
表現した側とは、まったくちがう反応が出るときだってある。

歌や演技で表現したもの、パフォーマンスをみんなに見てもらう。
そんなお仕事をしている
人達は、自分が表現したいパッションだけではなく、
それが、見た人聞いた人にどう伝わるのか?
どう伝えたいか?
と言う事を、意識していかなければなりません。

たとえ、心から伝えたいと表現しても、
その伝える術(すべ)が悪かったり、解りにくかったりしては、
空回り。

例えばね、
ドラマで役者さんは凄く熱演しているし、その役に思いきり入っていても、
感情表現がオーバーランして、台詞が、まったく何を言っているのか解らなければ、
せっかくのシーンも半減しちゃいます。
言葉の印象って、考えているよりも大きいです。
脚本家さんが、そのシーンしっかりと印象に残る台詞を書いても、
何を言っているか解らなければ、見ている人には伝わらない。。。。
こんなことは、結構多い物です。

「伝える術(すべ)」

もちろん、パターン化された技法を身につけることではなく、
伝えたいことが、どう表現され、どう伝わりどう受け取られるか?
と、言うことに意識を持ち、
自分の表現したいこと伝えたいことが、
なるべくイメージ通りに表現出来るような技術をもつ。
表現者としてパフォーマンスをする、プロフェッショナルには、
とても必要なことだと思います。


さて、年末
早いな。。。
残る日々、カウントダウンライブや、紅白、いろいろと重要なミッション続きです。
23日(日)20時からは、NHK大河ドラマ「平清盛」の最終回です!
語りと源頼朝を努める、岡田将生くんと、一年間語りの稽古をしてきました。
50話、長かった
大河ドラマはじめての若手俳優起用の語り。
時代物の語りとても難しいんです。言葉も難しく登場人物の名前も難しい
プレッシャーだってかなりの物。
でも、彼が語りを努めた意義のある物になるように岡田君は頑張っていたと思います。
最終回、お時間有りましたら、是非見て下さいね
私は、お仕事でオンタイムでは見られませんが、しっかり録画しておきます!










2012年12月10日

声のお話−① key決めは重要!!

”自分に合ったキイで、歌いましょう”
と、いつも私は言っています。

自分に合っているキイというのは、なに?
これはね、自分が出せる音の限界の音域、と言う意味ではないんですよ

発声の時にには、上のC (ド)の音まで地声で出るけれど、
この曲は、同じCでも出ない!

なんてこと有りませんか?
もしくは、一番の歌詞だと出るけど、2番の歌詞は出しにくい

なんてこと、、、。

理由は幾つかあるけれど、同じ音の高さでも、前後のメロディーラインや歌詞の言葉の音(おん)によって
出しやすい出しにくい、はあるんです。

歌詞の言葉の音(おん)によって?
と、言うのはそもそも、言葉の音(おん)の発音事態が間違っている可能性があります。
特に多いのは、「イ」「エ」や「シ」の発音。
そこから直す必要があります


そして、前後のメロディーラインによって、と言うのは、
幾つかの理由やパターンがありますが、
最近の楽曲で多いのは、
その曲事態が、全体に高めのレンジのメロディーラインで構成されている場合などです。
一番高い音を出す前から、すでに高めの音を出しているので、
喉に力が入ったままになり、いざ一番高い音を出すときにも、キューっと声帯回りを
さらに堅く締めて出してしまいます。

この出し方を繰り返していると、声帯に負担がかかり、
喉を痛めたり、
声の響き事態も、キーンと強いけれど耳に痛い、細い苦しそうな声に聞こえてしまいます。
”1コーラス目は出たけれど、3回目のサビは出ない。。。”
なんてことになってしまいますね。

以前、ビジュアル系ヘビメタバンドのボーカルプロデュースを何名かさせて頂いた時です。
それまでの彼らの曲のキイが、余りに高く、
ボーカルが毎回、倒れそうなくらい必死に歌っていました。
この、”必死に歌う感” っというのが、彼らのパフォーマンスの魅力の一つでもあることは解っています
が、歌い終わると、声はカスカス、喉はボロボロに痛んでしまっていました。
以前から、言っていますが、喉を一度痛めると快復にはとても時間がかかります。

彼らは、歌えば歌うほど声帯を痛め、
いつもコンディションの悪い状態で、レコーディングをして
コンディションの悪い状態でライブを行う!
結果、出せる音も出せない声、
の繰り返しになってしまいます。
その状態が、ボーカリストのストレスにもなってしまいます。

キイを下げることに抵抗を感じたり、「声が出なくなった」と、思われるのでは?
と、思っているアーティストの方も多いです。
まわりも、そうですね。
彼らもそうでした。
確かに、全部の曲のキイを下げたり、大幅にキイを下げると、曲の印象が変わってしまうことも
あります。
でも、あきらかにその歌い方、出し方で、その人の限界を超えた高さで歌い続けることは、間違い

もしも、キイを下げたことで、許せないくらい曲の印象が変わるのならば、その曲自体を歌う事がそのボーカリストには合っていないということになるかもしれません。

その人の本来の適正のキイに下げて歌うべきです。
その曲とボーカリストの声や歌い方のマッチングのバランスをキイを決める時点で、
とても良く探る必要があります。
「出る音だから大丈夫!」ではなくて、
どう出せるか?
どんな音色になるか?
ちょっと気にしてみて下さい。

彼らの曲も、何曲かキイを下げてレコーディングを行いました。
そう、そのボーカリストの声の高さと音色にあった
「本来その人の適性のキイ」の高さにしました。
その結果、ボーカリストは喉を痛めることなく歌う事が出来て、
さらに余裕が出来たことで、歌自体も表現力を高めるパフォーマンスができました。
もちろん、他の曲のパフォーマンスもグンと良くなりました。

そして、ライブでも声を潰すことがなく、
パワーのあるステージになって、
ファンの方達からも、回りの人達からも、
ボーカルが凄く良くなった!!
という評価になりました。

なにより、ボーカリスト本人が、
「歌いたいように表現出来る」
ことに、喜んでいました。

高い音を出すことが、
凄くて、カッコが良いのではなくて、
高い音を、どう出すか
どんな歌い方になるか?
が、とても大切なことですよ。




musashis9 at 23:24|PermalinkComments(0)TrackBack(0)声のこと | 

2012年12月08日

12月はスピードが早い!

すっかりサボリがちの更新になってしまいましたが、
お変わり無いですか

もう、12月が始まってしまいましたね。
前回の1日には、無事に第2回「腹式呼吸と正しい発声」講座も修了しましたしました
今回も、様々な職業、年齢、目的の方達にご参加頂きました
みんな一生懸命、そして楽しそうに講座を受けていただきました

次回の開催は春頃になるかな?
また皆さんにお会い出来るチャンス、楽しみにしています


さて、何日か振りに家へ帰ったら。。。
なんと、雪景色それも昨日の夜からはさらに降り続き、
この時期としては早い大雪です。
雪5写真-54


見ていると綺麗だけれど、
凍り出すと、なかなかやっかいな季節
「まあ、自然と共に暮らすって、こういうことよね。」
って、思って過ごします!

今月12月は、色々と頑張らなくちゃいけないお仕事ばかり。
それに、なんだか12月は日にちがたつのが早い!!
クリスマスプレゼントも、早く探さなきゃぁ

体調に気をつけて、張り切って頑張ります
前にもご紹介しましたけれど、
マスク、必需品ですよ!!!
写真-27マスク

このマスク、お薦めなんだけれど、
まだ、置いてあるドラッグストアが、少ないみたい。。
アマゾンや楽天からのネット購入ならOKのようですよ
お試しあれ


そして、もうすぐ皆様に新しいお知らせが出来ることがあります。
情報解禁になったら、このブログでもすぐにお知らせしますね
もう一枚、雪景色を。。。
雪2写真-52