早い物です、雪が降ったり、ぐっと冷え込んだりはしていますが、
もう3月。
春がもうすぐ
”春” という言葉の持つ意味、そしてイメージは、本来はみんな上向きで、明るくて、
なんだか、心優しく、うきうき、そして、ちょっぴりせつない。。
そんな色をもつ言葉でした。

でも、今年迎える春は、3月は、3月11日は、
なんだか、色々な思いやシーン、出来事が目に浮かび涙ぐんでしまいます。
春、その言葉のイメージを変えてしまった
去年の震災から、もうすぐ一年です。

時は過ぎて行きます。
でも、まだまだ沢山のことが当時のまま、
沢山の心も、まだあの震災の日から止まったままです。

渋谷の街や都心の街を歩いていると、
もう、まるで何事もなかったように賑わい、節電ムードなども
全く感じなくなりました。
そんな様子を見ていると、後ろめたさを感じるほどです。
でも、
現実にはまだ過ぎたこと、終わったことでは無いことが、たくさんあるんです。

目に見えていること、そして見えていないこと。
たくさんあります。。。。

私達は忘れてはいけない、変わらなくては行けない、
何かを変えなくてはいけないのに。。。
学ばなくてはいけないのに。学んだのだろうか?
と、焦りすら感じるこの頃。

でも、この何事もないように生きている街を見つめて、
ちょっと感じました。
角度を変えて考えて見ると、
何があってもこうやってフツフツと、活動の息吹を発している日本人は、
もしかしたら、
とても、柔軟で何にもへこたれない、強い心を持っているのかも知れない。。。。
って

 ”春” です。
さまざまな、新しい息吹が生まれ感じられ、新しい出会いや出来事が生まれる春です。
私達の大好きだった春がもうすぐです。
そしてちょっと待てば、大好きでとびきり綺麗な、
日本人の心の花 ”さくら” 季節ももうすぐです。
この季節を大切に大切に今年も、そして、これからもずっとしっかりと迎えて行きたいですね。