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今年の梅雨は、本当に最強で、とにかく毎日雨☔️ばかり。
半日太陽が出ることが無いですね。そのせいか、風邪気味、
もしくは、喉や声の不調を訴えている方がとても多いので、
今回は、私の専門分野のひとつ、「ボイスメンテナンスレッスン」の話題。
少し長い文章になりますが、是非読んでください。

ボイストレーニングや、ボーカルレッスンを受けたことがある方は、
多いかも知れません。
でも、これはある程度レベルが上がったり、目標に達したと思うと、
残念ながら、日本では特にみなさん安心して辞めてしまいます。
プロの方達もです。
いえ、本当はトレーニングは、辞めてはいけないのですよ
特に、声を使う仕事をされるプロという名前のついた方は、なおさらです。

何故でしょう?
例えばスポーツ選手は、その競技に携わっている限り、シーズン中やシーズンオフには、
走り込みやフォームの修正や新しい技の研究や習得をしますよね。
声を出す、歌を歌うと言うことは、身体を使い発する動作です。
ある意味、スポーツ選手と同じ肉体運動、肉体労働です。
ですから年齢や体力、体調や男女のホルモンバランスの差、
そして太った痩せたなどの体重や体格の変化、
花粉症などのアレルギー反応からなどによっても、声のコンディションは変わって行きます。
声帯の弾力や耐久力、回復力も当然変化しています。
その時の自分のコンディションに応じ、加齢や体力に対応した発声や声の使い方をメンテナンス、
調整していく必要があります。

さらに、長年、気が付かないうちについてしまっていた、発声グセや、
曲を歌うなかで付いてしまった歌いグセ、言葉の発音グセ、
身体の姿勢や歪みなどに気が付いて、リセットをすることで、
声帯への負担を軽減することも、とても大切な事です。
過去にポリープなどのトラブルがあった方などは特に、
最初に自分なりに覚えた、発声や其の為の呼吸法、声の使い方、言葉の発音グセを修正しないと、
また同じトラブルを繰り返すことになってしまうかもしれません。

ボーカリストの方も、気がついていない方が多いですが、音の高さがどこまで出る出ない、ということは知っていても、その曲ごとのメロディーラインや、リズム、音符割、50音の歌詞と音の関係により、曲ごとの ”歌いグセ” が、必ずついてしまっています。

姿勢、歪み、呼吸法、発声する為の息の使い方、声帯の状態、身体の使い方、顎や口の開け方、呼吸と発声のタイミング、声の響かせかたなどを見直して、調整とメンテナンスをしましょう。
トラブルや違和感、不調を感じた時だけでは無く、普段から必要性を感じて欲しいです。


もちろん最初から、歌唱力や、表現力の技術は、習うボーカルレッスンをすることもなく、素晴らしいパフォーマンスが出来る方もたくさんいらっしゃいます。
でもボイスメンテナンスのレッスンは、声を使うプロの方々には、
ずっと必要なことだと、私は考えています。

残念ながら、まだまだボイスメンテナンスレッスンの必要性や認識が広まっていないと感じています。もちろん、喉や声帯の炎症やトラブルがある場合には、なるべく早くお医者様に診て頂き、治療をして行く事が重要です。
でも、そうならない為に、プロの方達には特に、
自分自身の楽器をよく知り、大切にメンテナンスする
ことを定期的に取り入れて欲しいと思います。




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