前回、効果的な練習方法について書きました。
今日は、それらの目的と効果について、少し


1、身体全体を動かし、筋肉をほぐす!

これは、身体の筋肉をほぐして、声を出す時に無駄な力みや、偏った部分へ力が入ったり       しないようにするため


2、歌う前にぬるま湯でウガイをする(ガラガラと、音を立てながら)

ぬるま湯で。声帯を内側から暖めて、マッサージの効果です。
       

3、曲を覚えたら、歌詞では無く”ラララ”で練習。

正しいメロディーラインと、リズム、譜割りを覚えるためです!そして、オリジナル       の歌い手さんの歌い癖を、コピーしないようにするためです。 
     
4、曲は1コーラスを3つくらいにわけて練習する。

歌の力配分や、喉への疲労を防ぐために、分けて練習しましょう。

5、歌詞は、歌に乗せる前に音程をつけないで、リズムと譜割りに気を付けて
  リズム音読をする。
  この時テンポは、最初オリジナルのテンポよりゆっくり目から始める。

リズムの早い曲や、♪の細かい今日の時には、特に大事


6、難しい、歌いにくい、と感じる部分は、そこの部分だけ、リフレインして、部分練習をする。

同じメロディーの場所でも、歌詞によって歌いにくいことは有るもの。音程の難しい
所も部分練習で、歌い慣れる。

7、慣れてきたら、前後2小節位を繋げて練習する。

苦手な部分を克服できたら、前後のフレーズを繋げて歌ってみます。繋げる長さをだんだん、長くしてゆきます。

8、毎回1番から歌わない。2番から始めたり、1番から2番の歌詞で歌ったりしてみる。

一番ばかり上手になってしまいます。2番や後半はどうしても疲れてきて、集中力がなくなります。でも、曲の構成的には、2番以降、後半に盛り上がり、山場が、必要で        す。


9、その日の最初と中間、最後に録音をする。それぞれ、聞き比べる。

自分で練習する時に、ただダラダラ歌っていても、上達しません。
録音しながら、その日最初の時よりも、改善しているか、ジャッジしましょう。


10、練習が終わったら、冷たい水かウガイ薬で、ウガイを必ずする!

使い終わった喉は、クールダウン。充血している声帯を冷やしてあげます。
これは、とても大切なこと。




では、是非みなさんも、
どうせやるなら、「上達する、効果的な練習方法」で、
有意義な練習を