音のこと

2016年09月15日

イヤホンとヘッドホン

イヤホンとヘッドホンにはこだわる私。
なぜかと言うと、まず一番目に
「聞こえ方がどうか?」「音がどうか?」
と言う事が、とても大切なことだからです。
レコーディングなどの時も、聞こえ方により ”やりにくい、やりやすい” が、変わり、
当然そのことで、演奏の良し悪しにも影響がでます。
特に、歌の場合は!です。
声は、自分の内耳から伝わって聞こえる音と、自分が出した声を空気を伝わって、又聞き取っている、
2つの伝わり方をした音を、演奏者であるボーカリストは聞いています。
ボーカリストは、楽器でもあり演奏者でもある。どう聞こえてどう聞きながら歌うか?
と言う事は、とても繊細でボーカリストの方達ももっとこだわって良い部分だと思います。
もちろんこれは、ヘッドホンやイヤホンというハード面だけではなく、
どういう音作りをしてくれるか?どういうバランスを作ってくれるか?
という、制作者やエンジニアの方達の腕にもかかっていることですが。

私の場合は、自分が歌う時と、演奏をジャッジする時では、使うヘッドホンも変えています。
簡単に言うと、歌う時とディレクションをするときでは、聞きたい部分に違いが有るからです。

そして、長時間聞く私にとって、耳を疲れさせないこと!
これもとても大事です。
長時間使用するのなら、やはりオーバーイヤータイプのヘッドホンを使用します。
耳の中に入れるイヤホンよりも、耳を全体におおう形のヘッドホンの方が、鼓膜との間に空気の層が少し広く取れますから、密閉感が緩和され、耳が疲れません。


さて、
ご報告おそくなりましたが、実は先日アメリカのヘッドホンとイヤホンブランド、
Klipschのハイレゾ対応イヤホンx20iのレビューも書かせて頂きました。
このイヤホンは、Klipschの最高級品!(お値段もです。。。)
恐いくらいに、「本当はこんな音がしていたのか!」と気が付かせてしまうイヤホンです。
特に生弦で録ったものや、アコスティックサウンドは、すぐそこで演奏されているような、音が再現されます。ハイレゾ対応ですが、もちろんそれ以外の音も、素晴らしい音で聞くことが出来ます。
詳しくは、レビュー読んで下さいね!
http://www.klipsch.jp/lp/x20i-special-site/review/


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2010年07月21日

聞こえの力

耳がいいとか、悪いとか、よくいますが、聞こえの数値であるデシベルのレベルでのこととは別で、
言葉を聞き取る力、音を聞きとる力、は、
自分で心がけることで、どんどん付けてゆくことが出来ます。

以前の記事、「続、そのメロディー、間違っています!!」でも、少し触れましたが、
聞き取る力をつけることは、訓練と注意力、つまり聞くことに興味を持つことで、全然変わってきます。

人間って不思議なもので、自分の興味の有るもの、興味の有る音、興味の有る単語が聞こえると、
他に同時にいろいろな音が聞こえていても、パッとその音だけ耳に入ってきて、
聞き取れてしまったりしませんか?
例えば、電車で隣の席の見知らぬ人たちが、自分の好きな俳優さんの名前を出して話題にしている、とか、”どこの店のチョコレートパフェ美味しい’なんて、話も、甘い物好きさんには、パッと耳に入ってきたり。。。。

でも、本当は
耳にはもっともっといろんな、音の情報が入ってきているんです。
それを、脳がこれは言語、これは車の音、これは楽器の音、と言うように認識を区別しています。
そして、自分に必要な情報か、その他の雑音として認識するか、選んでいるようです。

凄いものですね。脳はまるでコンピューターのように、耳に入ってきた情報を瞬時に処理しているのですから。。。

話を戻しましょう。
聞こえの力、の訓練ですが、
まず、今日は音楽の音に関して
音楽を聴く時、皆さん以外と同じ曲を聞いていても、聞きとっている音は違うもの。。。
楽器や、音楽を演奏しない人は大抵、歌にばかり耳が行きます。

そして、楽器を自分でも演奏する人は、自分が演奏できる楽器の音が取り合えず気になり、耳に一番入ってきます。
演奏はしないけれど、ある特定の楽器が好きな人もその楽器の音を聞き取ることが、上手です。

では、一度 自分の耳に一番聞こえている音以外の音を聞き取る練習をしましょう。
まず、その音楽の中にどんな楽器の音が聞こえますか?
生ピアノ、シンセ、ギター、ベース、ドラム、バイオリン、フルート、サックス、女声コーラス。。。
などなど、正しい楽器名は言えなくてもかまいません。
キイボードなどは、音色が、何種類も使われていたりします。
どれだけの種類の楽器の音が聞こえるか、聞き分けて見てください。

どうでしょうか?思っていたよりもいろんな音色が聞こえてきませんか?
気がつくと、歌のメロディーとオクターブユニゾンになっているものや、
ギターのフレーズがハモっていたり。。。

さて、その次はそれぞれの楽器がどんなリズムやビートを出しているのでしょうか?
メロディーのリズムと同じものや、裏のビートを刻んでいる楽器、
同じ曲の中で、実はいろいろ楽器の音色や、譜割り、リズムがあり、1曲に組み立てられています。

このように、聞き方を変えることで、いろいろな音を聞き取る訓練が出来ます。
はじめは、良く知っている曲からはじめると良いと思います。
その曲の新しい発見ができますから。

これは、ボーカリストの方にも是非試して頂きたい方法です。
少し難しい言い方ですが、そのオケの中で歌をどう歌ったらよいのかという、
歌の位置と言うのが解りやすくなり、前よりずっとオケとのマッチが良くなるはずです。

聞いている人には、オケと歌が一体となって、ひとつの音楽として聞こえなければいけないのですから。。。

ワークショップのお知らせ。
歌う声や話す声、歌う言葉や話す言葉、そして歌の表現や言葉の表現について、
体験しながら、憶えていく
「ボイスエクスプレッション」のワークショップを
8月22日、”宮地楽器MUSIC JOYお茶の水”におきまして
開催いたします。是非ご参加下さい。
お申し込みは、こちらまで、
ネットからのお申し込みが出来るようになりました!!

・宮地楽器MUSIC JOYお茶の水 電話 03-3294-0600 
・ネットからのお申し込み https://www.miyajimusic.com/form/PCForm.php?a=34&j=FJ_vex&c=20100821

ボーカリストの方はもちろん、プレゼンやお仕事で声を出す方、お話をする方、声や言葉のグレードアップをしませんか?

内容詳細につきましては、こちらのホームページよりご覧になれます。
宮地楽器MUSIC JOYお茶の水
a href="http://www.miyajimusic.com/school/mjocha/"

日程が決まりました
8月3日(火)20時半ころより配信です
UST(ユーストリーム)体験レッスン募集中です。応募ご希望の方は、下記メールアドレスまで、ご連絡下さい。
有)サイドキック info@sidekick-inc.com

ご確認事項
・募集人数 3名程。
(年齢性別は問いません。ただし、夜の時間帯になる可能性がありますので、未成年の方は対象外にさ せて頂きます。)
・レッスンの時間は基本90分。3名の方一緒のグループレッスンになります。
・体験レッスン形式です.レッスン費用は掛かりません。(交通費等は各自ご負担願います。)
・レッスンの模様は全てUST(ユーストリーム)配信されます事をあらかじめご了承下さい。
・声に関するボイスレッスンです。歌だけに限らず、話す声や、伝わる言葉のレッスン内容です。
・実施日時につきましては、ご本人に直接ご連絡させて頂きます。
・都内もしくは東京近郊で実施予定です。現地に参加可能な方でお願いいたします。
・お問い合わせ、ご連絡先ー info@sidekick-inc.com











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2010年06月19日

良いものと売れるもの

普段、音楽作りや、アーティストや役者さん、モデルさんなどの育成に携わっていて、
つくづく感じる事。。。。。
良いものが売れるとは限らない。。。

魅力的できれいな人でも、心にグッと来る良い曲でも、売れたりヒットするとは限らない。。

売れると言うのは、流行る、つまりブームにも繋がりますけど、
ブームになっている物が良いものとは限りませんね。
でも、なぜ売れているのか、なぜブームになっているのか?
というのは、よーく分析してみると、何か理由やきっかけが必ずあると、私は思います。

たとえば、タレントさんや役者さんの場合、
・演技はそう上手くないけれど、めちゃくちゃ可愛いとか。。
・笑い顔が、印象的とか。。。
・すっごくスタイルが良いとか。。。
・なんだか、そそられる。。。とか。
・髪形がカッコいいとか。。。
・喋り方が特徴あるとか。。。
・親しみを感じるとか。。。
・事務所の力がある!とか。。。
・大きなタイアップのCMに出たとか。。。
・莫大な宣伝費をかけたとか。。。
・話題のドラマに抜擢されたとか。。。
・ワイドショーを賑わすようなニュースがあるとか。。。

人それぞれの好みも違い、その時のタイミングによっても受け入れられるものは変わります。
まあ、売れる理由は様々、売る側にも予想がつかない
と、言う事が正直あるもので。。。。


それに、売れる物しか作らない。。。というのもいかがなものかと。。。。

作る側のポリシーとしては、
「売れる良いものを作りたい
と言うスタンスでしょうか。
一生懸命作ったものが、売れたりブームになるのは嬉しい事です。
たくさんの人に認識してもらい、認めてもらった、と言うことにも繋がりますから。
でも、物作り、人作りのをする上では、本当は一時的なブームになるよりも、
何か流れを表せるムーブメントを起こせたら、その方がもっと嬉しく、素敵なことだと思います。

先日、6月12日のブログの記事でご紹介した、
向谷倶楽部 「向谷実×中西圭三プロジェクト」http://www.ustream.tv/recorded/7539532
これは、音楽の曲作りの場面から、レコーディングの模様まで、すべてお見せして、
Ustreamで生配信するという、試みでした。
出来上がった作品は、数時間後には配信され、数日後にはiTunesでも売られるという、
いままでの音楽業界では、あり得ないスピードで、ユーザーの手に届けられました。

制作現場の温度を感じながら、見守っていた多くの人達は音楽を作り上げる喜びを一緒に感じていたのだと思います。
ちなみに、この曲、iTunesのチャート見事8位を獲得しました
これも、なんのプロモーションや後ろ盾もない新曲としては快挙!

iTunes http://itunes.apple.com/jp/album/id377179354でも購入できます。
曲「Twilight Stream/21st Love Express」http://music.e-onkyo.com/goods/detail.asp?artist=%8C%FC%92J%8E%C0

今回のこの「向谷実×中西圭三プロジェクト」の制作に関わった方々は、
ブームを作ろうとしたのではなく、ムーブメントを起こしたいと考えた。
だから、こんなにたくさんの人たちに後押しされている。。。。
のだと思います。
今後が楽しみです。

あー!今日も難しい話してしまいましたか
ここでちょっと糖分を与えて、頭を緩ませよっ
CA390610
ねりきりの和菓子。。。。です。

もう一つあるけど。。。。。

musashis9 at 01:44|PermalinkComments(2)TrackBack(0)

2010年06月16日

音痴だと思っているけど。。。

音痴で歌が歌えない。。。。
と言う悩み
けっこう多いです。

まあ、聞いてみると確かに、一生懸命歌っていても、
音程がずれています。

大きく分けると、二つのタイプに別れます。

1、本人はちゃんと歌えているつもり、もしくは合っているのがズレているのか、
  見当もつかないタイプ。

2、ズレているのは解っているけど、修正できないし、正しく歌えないタイプ。


1番のタイプの人は、この音を出して下さいと、ピアノで一つの音を出してあげても、なかなか正しい音が出せないし、まぐれで合ったとしても、本人にはそれも自覚する事が出来ません。
まず、実際にズレている事を自覚してもらう事が大事。
そのひとの声を録音して、聞き直してもらいます。
改めて聞くと、自分が声を出しているときよりも解りやすいものです。

2番のタイプの人は、何度もガイドの音を出してあげて、”もう少し高く” ”もう少し低く”
などと、教えてジャッジしてあげると、だんだんと正しい音を覚える事が出来るようになります。
楽器の音で教えてあげるよりも、一緒に声を出して教えてあげると、解りやすいです。

2番のタイプの人の中には、コツが解るとグーンと音痴が改善されて正しい音程で歌えるようになる人が多くいます。”音痴だと思っていたけどウソみたい
って気づくひとも。。。。

1番のタイプの人は少し時間が掛かりますが、音に関しての注意力が足りないクセが有るので、
聞こえている音をよく聞く。そして、出している音をよく聞く、と言う注意力の訓練から始めます。

成果の違いの差は多少有りますが、どちらのタイプも音痴は改善するんですよ
怖がらずに、歌いましょう
声を出す事は、究極の発散、なんですから





musashis9 at 01:29|PermalinkComments(1)TrackBack(0)