ボイスメンテナンスレッスン

2017年05月19日

”ボイスメンテナンス”レッスンの薦め

声を使う方、歌を歌うアーティストの方達でも、ボイストレーニングやボーカルトレーニングというレッスンは経験したり、聞いた事があるかと思います。
でも、「ボイスメンテナンス・レッスン」と言うと、一瞬「???」と思う人も多いかも。
私は、ボーカルディレクションやボイスプロデュースに携わっていますが、声や歌を上手にディレクションすること以前に重要なことは、姿勢や呼吸から見直し、声帯や身体に無駄な負担をかけないようにすることを重要視しています。
つまり、声を使う方、歌を歌うアーティストにとって、一番大切なのが、ボイスメンテナンスそして、
「ボイスメンテナンス・レッスン」なんです

身体が楽器であり、身体の部位を使って発する「声」に、一番大切なことは、
自分の楽器を上手に使いこなし、思い通りに鳴らす為の、日頃のトレーニング、
そして、同じように大切なのがボイスメンテナンス・レッスンです。
メンテナンスとは、ウガイや乾燥から喉を守るなどの実際のケアはもちろんのことですが、
もう一つとても大事なことが、
使い慣れているはずの声の発声や声の使い方、歌い方の癖をリセットして、
負担のかからない状態に戻すことです。
とくに日常から長年にわたり声を使ってるプロの人達は、改めて呼吸法や発声、声の使い方などを見直すことは、少なくなってしまいます。
でも実は、気がつかないうちに身についてしまった、呼吸の仕方や発声、声の使い方が、
くり返す喉のトラブルや、声帯ポリープ、声帯血栓の原因になってしまうことが大変多くあります。
これらのトラブルが起きたとき、まず一番には、適切な治療をすることが一番です。
でも、トラブルが治っても、同じ発声や声の使い方をしていれば、鉛筆ダコが出来るのと同じように、また同じようにポリープや声帯血栓を引き起こすことをくり返しかねません。

最初に「身体が楽器」と書きましたが、年齢や体重変化、季節の変化、体調の変化で、声帯の状態は常に変化します。
20歳の時と30歳では、当然身体の様子も違うし、声帯や声帯まわりの筋肉の様子も違います。
そうそう、歩き方だって違うんですよ。
さらに、風邪をひいた覚えや喉を痛めた覚えがないのに「なんだか、高音の声が出にくい、擦れる」「低音が安定しない、響かない」などのコンディションの良し悪しの変化に対応しながら声を使うことで、いつのまにか声帯に負担のかかる状態になっていることも多く有ります。


「ボイスメンテナンス・レッスン」では、身体の歪みや重心の取り方を修正し、正しい腹式呼吸、そしてその呼吸での発声などを修正します。特定の曲でついてしまった声の使い癖や、言葉の発音癖などもリセットし、身体の余計な部分に力を入れる癖などもリセットします。
また、歌を歌う時のブレスのとり方、タイミングブレスなどを意識して修得することで、負担が少なく無理のない声の音色や響きを使い、フラットな状態に戻し、思い通りの表現を出来るようにしてゆきます。

春から夏にかけて、ライブツアーやイベントが多くなる季節です。
リハーサルやトレーニングだけではなく、
声と長いお付き合いが出来るように、もちろん声を使って表現する俳優さんや、声を使う全ての方、
「ボイスメンテナンス・レッスン」を定期的に取り入れてみてください。


「ボイスメンテナンス・レッスン」のお問い合せは、下記メールアドレスにご連絡ください!
 info@sidekick-inc.com





musashis9 at 01:01|PermalinkComments(0)TrackBack(0)

2015年03月07日

ボイスメンテナンス・レッスン

4月から始まる、宮地楽器Music Joy神田で開催が始まる、4つの講座の内容について、
書いて行きたいと思います。
この講座は、全てのコース全10回のプログラムです。お申し込み時に木曜・金曜日のどちらかの曜日とご希望時間をお決め下さい。
グループレッスン以外のコースは、一枠一名様になりますので、お早めに!!

まず今日は
☆ボイスメンテナンスレッスン
についてです。
ボイストレーニングレッスンは聞いたことがあっても、
ボイスメンテナンスレッスン
あまり聞いた事がない?
それって何?
と、思っている方。


喉や声の調子が悪くなったら、
どうしますか?
風邪の炎症や、大声の出し過ぎ
空気の悪い場所に行った等、
原因はいろいろだけど、
声の音色が何時もと違ったり、高い音が出ない、低い音が出ない、しゃがれ声、擦れ声、
また、声を出すと喉が痛かったり。。。
そんな時には、みんな
内科や耳鼻咽喉科のお医者様の所に行って、
治療をすると思います。
今起きているトラブルを、
なるべく早く治療して治してもらうためです。

それがメンテナンス?

では有りません。これは、治療です。

メンテナンスレッスンは、自分の発声や呼吸法を含めた、声や喉の状態を保持し状態を良くする、維持する為のいわば声の手入れのレッスンです。
ボーカリストのかたも、このメンテナンスレッスンの重要性をあまり気にしていない、知らない方が多いのですが、例えば、たくさん歌って疲労してしまった声帯の筋肉をほぐすためにも、
この、メンテナンスレッスンは重要です。
声帯の緊張をほどきながら、正しい呼吸法と発声法にリセットします。

例えば、キイ的な部分や、メロディーラインで少し難しかったり無理をした曲を歌うことが暫く続いたとします。
気がつかないウチに、いろいろな歌い癖や、言葉の発音癖、歌い回し癖が付いてしまっています。
ある意味、それでその曲を歌いこなす術を身につけたのですが、
その癖が、違う曲を歌うときにも悪い影響を及ぼしてしまっていることが、
多々あります。
無理な力や緊張は、喉のため声のためにも良くありません。

1,喉や声の充血を沈静化させるために、冷たいウガイを何度もする。しっかりとクールダウンです。

2,喉や声を酷使したら、3日間はしっかりと休ませる。(喋ることもなるべく控えます)

3,4日目以降、時間をかけてゆっくりと声帯をリラックス
  させながら、呼吸と発声を修正する。
  この時は注意深く、コンディションを整えます。
  出来れば信頼の出来るトレーナーの元で、ボイスメンテナンスレッスンを行って下さい。
  高いキイや、大きな声はまだ控え、もしも20分以上ウォーミングアップをしても、声を出
  して痛みなどが有るようならば、無理はしないで下さい。



私が、プロのアーティストのかたのメンテナンスレッスンを組む場合は、
次にライブなどで声を使う日程までのスケジュールを加味しながら、
1,声帯や声の状態をほぐし和らげる。
2,ライブ本番の日に向けて、声の状態を仕上げて行く。

以上2点について、注意深くプランニングします。
そして、一番大切なことは、最低でも月に一回は、このメンテナンスレッスンで、
声や喉のコンディションを整えることです。 


もちろん、このメンテナンスレッスンは
歌を歌う方の為だけのレッスンでは有りません。
アナウンサーや、人前で声を使うインストラクターの方、
お話で声を使う方、
そして、加齢や体調、体重の変化などで、
「どうも、この頃以前と同じように声が出ない。調子が悪い」
と、感じている方にもお薦めのレッスンです。

声や歌のトレーニングに終わりはありません。
歌が上手くなるためには、その前に、楽器である声と身体、呼吸・発声を整える
ボイスメンテナンスレッスンで、自分の声と喉にもっと興味と気遣いを持つことが大切です



☆春のワークショップのお知らせ

宮地楽器Music Joy神田にて週一回、全10回のコースで開始されます!
コースは4コース。

1,プロフェッショナルアーティストクリニック(個人)
2,ボイスエクスプレッション「表現朗読・言葉表現」 (個人・グループ)
3,ボイスメンテナンス (個人)
4,「Power of voice(パワーオブボイス)」(個人・グループ)

レッスン曜日は木曜日と金曜日でご希望の時間枠を申込時にお決め頂きます。
グループレッスンは、木曜日の14時〜がパワーオブボイス、と20時20分からは表現朗読・言葉表現の講座になります。

 詳しくは、下記までお電話で!
 個人の講座をご希望の方は、時間枠にお一人になりますので、お早めにお問い合わせください
☆宮地楽器Music Joy神田 03-3255-2757(担当・針ヶ谷)

http://www.miyajimusic.com/schoolblog/kanda/
http://www.miyajimusic.com/school/kanda/pro_voice/pdf/pro_voice2015.pdf




musashis9 at 00:16|PermalinkComments(0)TrackBack(0)